1956年式 FLE | Built by LONER SAGE

画像: 掲載日/2010年03月19日【フルカスタム】 撮影/磯部 孝夫 本記事は HOTBIKE japan vol.107 にて掲載されたものです

掲載日/2010年03月19日【フルカスタム】
撮影/磯部 孝夫
本記事は HOTBIKE japan vol.107 にて掲載されたものです

時代に侵されず時を越えてゆく
永遠なる姿を刻むチョッパーカスタム

「あるべきところに、あるべきものがある」

ご覧のカスタムを一言で表現するなら、最終的にはこの言葉にたどり着く。定番のマスタングタンクにフラットフェンダー、リジッドマウントのソロシートにドラッグバー等どこにも違和感はなく、むしろ美しい。前後ウインカーにテールライト、ナンバーステーにナンバー灯、リフレクターまでもが「正しい位置」に設置されているという印象を受ける。言わずもがな、ロナーセイジ中村實の手によるカスタムである。

純正リジッドフレームのラインを生かしたスタンダードなチョッパー。これが主な評価であろう。もちろん間違いではない。ではスタンダードとは何か? それが冒頭の「あるべきところに、あるべきものがある」ということなのだ。ロナーセイジカスタムの生命線は正しい位置に正しいパーツを配し、そのひとつひとつを丁寧にじっくりと作り込むことにある。これがスタンダードと呼ばれるカスタムマシンに個性を宿す、唯一の方法なのだ。ウイングタイプのオイルタンクとのバランスを考え、エンド部に小さな装飾が加えられたフューエルタンク。12ミリの無垢棒をテーパー加工したリアキャリア。荷掛けフックが入るようにとクリアランスも考え抜かれたものだ。さらに手の込んだフェンダーストラットの処理や各部に配されたオリジナルビレットパーツなど、このページの写真からもその真意を感じ取ってもらえるはずだ。

限られた時間やルールの中でベストを尽くし、個性を追求する。10年20年、そして30年という時が過ぎても色褪せないカスタムバイク。決して時代に消費されるものではなく、それがスタンダードになるカスタムの真の姿なのだ。

何にも侵されず、時を越えるということは容易くない。1956年式FLEの生産台数は、わずか671台。そのうちのいったい何台が今も生き長らえ、さらにこれからの時を越えてゆくのだろう。

画像1: 時代に侵されず時を越えてゆく 永遠なる姿を刻むチョッパーカスタム
画像2: 時代に侵されず時を越えてゆく 永遠なる姿を刻むチョッパーカスタム

カスタムの詳細をチェック!

画像: キャンディレッドベースにショートスケールのフレイムス、上面には無数のピンラインがあしらわれたマスタングタンク。

キャンディレッドベースにショートスケールのフレイムス、上面には無数のピンラインがあしらわれたマスタングタンク。

画像: フォワードコントロールをシーソータイプにアップデイト。デザインと操作性を考えたアルミビレットコントロールの最高峰。

フォワードコントロールをシーソータイプにアップデイト。デザインと操作性を考えたアルミビレットコントロールの最高峰。

画像: スロットがあしらわれたベルトガードとオリジナルのクラッチドームは、プライマリーサイドを華やかに演出するポイント。

スロットがあしらわれたベルトガードとオリジナルのクラッチドームは、プライマリーサイドを華やかに演出するポイント。

画像: フェンダーステーマウントに無垢棒で製作されたキャリア。エンド方向にテーパー加工を施しシャープな印象にしている。

フェンダーステーマウントに無垢棒で製作されたキャリア。エンド方向にテーパー加工を施しシャープな印象にしている。

SHOP INFO : LONER SAGE

住所/茨城県小美玉市大笹470-12
電話/0299-48-3787
営業/10:00~20:00
定休日/火曜

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