画像: 掲載日/2010年12月22日【フルカスタム】撮影/磯部 孝夫

掲載日/2010年12月22日【フルカスタム】撮影/磯部 孝夫

1999年式 FXDL

ビレットパーツとペイントワークの饗宴

絶対条件はストックの骨格。フレームに手を加えずどこまで理想の形に持って行けるか。ハイレベルな板金スキルを擁する群馬のノーブランドは、明確なコンセプトのもとロー&ロングなドラッガースタイルに99FXDLをメイク。

タンクからリアフェンダーにかけてのラインがキモとなるマシンだ。一枚の鉄板から叩き出し製作したエクステリア。それに拍車を掛けるビレットパーツとペイントワークの饗宴。細部に至る徹底した作り込みが完成度を上げる。

「変わったことをしないでもモディファイすべき箇所は山ほどある」。ビルダー阿部はまずリアアクスルに目を付けた。55mmストレッチしたトムドラッグ製スイングアーム。そこでアクスル部にナットを締め込んでもペイントが剥げないよう、4mm厚のステンプレートを埋め込む。寸法を計り無垢のスチールブロックに穴を開けスイングアームにはめ込むという、恐ろしく手間の掛かった箇所だ。更にフューエルタンクも同じ理由から、タンクマウント部にボルトワッシャーを圧入。これによりタンク取り付け時によるペイント剥げを払拭。そしてシートはボルトでなくマジックテープで脱着可能とする。これはトラブル時、シート下にまとめた配線類を直ぐ見れるようにしたものだ。日常の使用を前提にした細かな配慮。ココまでディテールにこだわるビルダーは稀だ。

そして6度レイクさせたフロントエンドの取り回しに注目したい。2インチローダウンのSJP製フォークは、ストック同様の軽やかなハンドリングを実現する。それは十分にトレール量を計算した阿部のセッティングによるものだ。

タンクやフェンダーなどはほぼ全て阿部によるハンドメイド。そしてマシンの細部に至るディテールワーク。この一台を前に、カスタムとはユーザーサイドに立つビルダーのキメ細かな配慮の集大成なのだと痛感した。

画像1: ビレットパーツとペイントワークの饗宴
画像2: ビレットパーツとペイントワークの饗宴

カスタムの詳細をチェック!

画像: PM製ホイールにはRICKS製ローター13インチを。キャリパーは信頼性の高いクオリティ確かなPM6ポットをダブルで装着。ビレットの質感が光るフロント周り。

PM製ホイールにはRICKS製ローター13インチを。キャリパーは信頼性の高いクオリティ確かなPM6ポットをダブルで装着。ビレットの質感が光るフロント周り。

画像: タンクはハンドメイドで製作。タンク上部に1枚、左右に各1枚、下部に1枚の計4枚のスチール板で構成される。キャップは密閉性の高いエアクラフト用をセット。

タンクはハンドメイドで製作。タンク上部に1枚、左右に各1枚、下部に1枚の計4枚のスチール板で構成される。キャップは密閉性の高いエアクラフト用をセット。

画像: このマシンのキモとなるエンドが跳ね上がったボブフェンダー。スチール板3枚をとにかく叩き繋ぎ合わせた渾身の部位。全体のライン形成に大きな役割を果たす。

このマシンのキモとなるエンドが跳ね上がったボブフェンダー。スチール板3枚をとにかく叩き繋ぎ合わせた渾身の部位。全体のライン形成に大きな役割を果たす。

画像: スプリングタイプだと野暮ったく見えるリアショックをコンパクトなフォルナレス製エアショックに変更。ワイドタイヤとの相性が良くマシンの完成度を高める。

スプリングタイプだと野暮ったく見えるリアショックをコンパクトなフォルナレス製エアショックに変更。ワイドタイヤとの相性が良くマシンの完成度を高める。

SHOP INFO.
ノーブランド
住所/群馬県前橋市荒口町567
電話/027-268-3710
営業時間/12:00~20:00
定休日/水曜日

 

 

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